薪ストーブ

今の家を建ててから、もう10年以上になるけど、いくつかあった暖房の選択肢から薪ストーブを選んだのは単なる気まぐれでした。まあ展示ハウスで薪ストーブを使用していて、その炎に魅せられたということもありました。それまで使っていた石油ストーブと比べ、かかる費用は高いと思います。薪といっても、その辺の雑木林から勝手に切って持ってくるわけにもいかず、うちでは、登米の森林組合(おかえりモネで有名になった)から買うのと、近所の庭師さんから買うのと半々ぐらいでしょうか。どちらの薪も、間伐材の利用ですから、環境には優しいはずです。ただ、住宅事情により、薪ストーブの煙や臭いにクレームがくることもあります。うちでは幸にしてありませんが、それでもご近所様はどう感じているのか。

薪ストーブと言っても、モクモクと煙が出るわけではありません。最初に点火した時だけは仕方ありませんが、ストーブが高温になると、燃焼室は完全密閉になり、触媒を通して排出されますから、ほとんど煙は出ません。

10年前の震災の時は重宝しました。ガスも電気もない中で、薪ストーブの灯りと熱で助けられましたね。年々薪割りとか薪運びが重労働になってきて、いつまで続けられるかなと思いますが、できる限りは使っていきたいと思います。

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