消費税の増税に伴い,キャッシュレスに脚光が浴びている状況ですが,先日行ったフランスでは,日本以上にキャッシュレスが進んでおりました。
カフェのように,少額しか使用しない店でも,カードによる支払いが当たり前です。読み取り機械がどこにでもあり,そこにカードを差し込み,PIN(パスワード)の打ち込みを求められます。日本のように磁気読み取りのカードはまず使えません。カードの種類もVISAかMastercardなら間違いない。JCBは使えないところがほとんどです。
事前の状況により,カードが必要なのは分かっていましたから,複数枚を用意しました。今回用意して便利だったのがプリペイドカードです。日本円を事前に入金し,ユーロとしてチャージしておくことができます。何が便利かというと,現地でATMから現金を引き出すのも,手数料は取られますが,簡単です。
実は現金を使う場所は限られています。チップとしてコインが必要だったり,カードが使えないような露天での買い物だったりとか,そんなところしかないでしょうね。
プリペイドカードのいいところは,スマホで管理できるところです。仮に盗難に遭ったりした場合には,使用を止めることができるのです。スリ対策としてはこれしかないというかんじですね。
残念ながら,ホテルではデポジットとして100ユーロ分を事前にとられましたので,それはプリペイドカードでは無理で,通常のカードにしました。
今回,フランス内ではアップル・ペイは試してみませんでしたが,当然使える店はあったでしょうね。コンタクトレスといって,カードをかざすだけで決済できるようなカードもありますので,当然スマホ決済もできると思います。ただ,日本のように○○ペイとか,QRコードによる決済が出来たかどうかは疑問です。