生豆をローストして楽しんでいる人は、ほとんど豆なんか洗わずにローストしてると思う。でも手元に来るまでに様々な工程を経てやって来ていることを考えると、どうもこの頃気になってきた。例えば、防カビ剤なんか振りかけられていないかということ。豆は大きな麻袋に入って輸入されると思うんだけど、当然湿気の関係からカビも生えてくると思うんだよね。現地というより輸送途中とか日本に入って来てからの問題で。
200度近い温度でローストするから、だいたいの有害なものはカットされると思うけれど、化学薬品なんかは分からないからね。フランスのワインがフランスで飲むと美味しいけど、日本に持ってくるものには酸化防止剤が入るし、その辺どうなんだろう。
ということで、前日に水洗いして、一昼夜乾燥させてからローストしてみた。気づいたことは、温度の上がり方がいつもよりゆるいこと。水分が入ったせいなのかな。チャフの量は前より少なく感じるね。さて、味の方はどうなのか。冷ましてからいただいてみる。