パリに初めて来たら,普通はルーブル美術館に行くでしょう。お上りさんとしては。まずその広さに圧倒されました。
普通に並んだら,とんでもなく時間がかかるということで,ネットで事前予約して,ルーブル近くのお店でチケットを受け取りました。そうしたら,ピラミッド脇の入り口からするっと入場できました。待ち時間ゼロです。
外も広いんだけれど,中はもっと広いと感じました。地図を見てても,行きたいところにたどり着きませんでした。エジプト関係の展示物を見たかったのですが,結局分からなかった。
こちらの美術館では,撮影フリーです。最初珍しく,いろいろ写真を撮っておりましたが,余りにも対象物が多いので,すぐに辞めました。
日本の十和田市にある美術館で写真を撮って怒られたことがあります。外にある展示物は写真撮影OKなのですね。日本でも。だから中庭みたいになっているところにあるオブジェを撮影したら怒られました。まあ私のミスなのですけど。でも何故日本は撮影がダメなのか分かりません。
有名なダビンチのアレです。列が出来ていて,30分は待たされるということで,遠目で見て終了。
お昼が過ぎて,そろそろお腹が空いてきたなとなり,そういえば外にスタバがあったなと思い出し,いったん中抜けして外に出ようとしました。我々の買ったチケットは,何度でも出入り自由のものでした。
ところが比較的空いている出口から出ようとすると,私より30センチは背の高い黒人がそこで通せんぼしていて,なにやらしゃべっているのです。当然言葉は分かりませんから,きっとチケットを見せろと言っているのかと思って,その場で見せたら,おもむろに回収されてしまいました。あれ?おかしいな,何度も出入りできるチケットだったのになと,不思議に思いました。
要はだまされてチケットを盗まれたと言うことなのですわ。気がついて頭にきましたが,その場で気がついても抵抗できたかどうか。言葉は分からないし,自分から見るとジャイアント馬場みたいな背の高い人間に正対できるかどうか。まあ無理でしょうな。
まあいい加減,消化不良になっていたから,ルーブルはこれで終了ということで。
そして近くのスタバに入りました。コーヒーをショートサイズでと言ったのに,ロングサイズで出てくるし,一緒に買ったサンドイッチは滅茶パサついて最悪でした。
ということで,ルーブルにはよい印象ゼロでした。この次はオルセーに行こうっと!