雪の思い出

雪にはあまりいい思い出がありません。何故か悲しくなる思い出ばかり。子供の頃、買い物に行って、転んだ際に真っ白な雪の上に、きな粉の入った袋をこぼしてしまい、そのコントラストの鮮やかだったことが、今でも思い出されます。中耳炎になって、町に一軒しかない耳鼻科に通う際、風が冷たくて、指がかじかみました。その冷たさが体の芯まで残ってるような。おかげで雪道で転ばず速く歩けるようになり、今でも歩くのが速いと嫌われます。そんな変な思い出ばかり。飼ってた鳩が逃げ出してしまい、子育てをしなくなったので、雛が冷たくなって死んでしまったこと。いい思い出が本当にない。雪国で12月生まれなんだけど、雪が大嫌いです。

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