パリではスリが多いと誰もが言います。現にスリにあった人の話も聞きます。スリではありませんが、うちの叔母宅では、空き巣に何度も入られたとか。
最近多いのはこんな手口です。少女たちが路上で署名のようなものを求めてきます。周りを囲まれて、その隙にカバンから盗られるといったケース。署名に記載したら、名前を書いたのだから寄付をしろと、10€くらいを踏んだくられるケースなど。パリ市内滞在中に、実際寄ってこられましたが、言葉が分からないので完全無視。こうするのが一番ですね。カバンは肩にクロスがけして、体の前に持ってきて、手で押さえること。バックパックはとにかく狙われやすいから危険。ズボンのうしろポケットに財布を入れるのは絶対ダメ。日本でいたら何でもないことなのに、国が異なるとこんなに違います。自衛手段を講じるしかないのです。しかし、ここまでしてお金を盗みたいのでしょうかといいたいですが、きっと貧しい層も多いのでしょうね。
写真は内容と全く関係ありません。まさかスリの少女たちを撮るわけにもいかず。
狭いエコノミーの座席に苦しみながら、ようやく帰ってきました。